転職を決めたら、履歴書をさっそく書きましょう。この記事では、現役採用担当のわたしが履歴書を書くとき、重要な順に10のコツをお伝えします。
1.分かりやすい構成にする
履歴書全体が見やすく、情報が整理されていることがもっとも大切です。
2.証明写真はあなたの印象を決める
第一印象を決める大事な写真。清潔感のある服装で、表情も明るく、自然な笑顔を心がけましょう。
3.基本情報は間違いのないように正確に
氏名、住所、連絡先などの基本情報は正確に記入しましょう。電話番号やメールアドレスが間違っていては、採用の道は絶たれます。意外だと思われますが間違いが多いので要注意!
4.職務経歴は具体的にあなたの成果・スキルが分かるように
過去の職務経験を具体的に記載し、自分の成果やスキルをしっかりアピールできるようにしましょう。職務経歴書をみなくても目が留まるように工夫を。
5.転職理由の書き方には要注意
誠実でポジティブな転職理由を明確に記載してください。前職の悪口は避けましょう。
具体的には、以下のことに注意しましょう。
現状の問題点を明確にする
転職は、いまの仕事に不満があるからということが多いです。そのため、現状の問題点を明確にし、それを解決するために転職を考えたということを伝えられるように工夫しましょう。いまの会社の愚痴や不満はダメですよ。
転職先でやりたいことを具体的に書きましょう
転職先でやりたいことを具体的に示すことで、自分がどのようなキャリアアップを目指しているかをアピールできます。また、応募先の企業が求める人物像に合わせて、自分が持っているスキルや経験をアピールすることも重要です。
ポジティブな印象を与える
転職理由は、ポジティブな印象を与えるように心がけることが大切です。例えば、「自分に合わなかったから」というネガティブな理由ではなく、「新しい環境で成長したい」「自分の能力を活かしたい」というようなポジティブな理由を伝えるようにしましょう。
短くまとめる
転職理由は、長くなりすぎないように短くまとめることが大切です。採用担当者は、多くの履歴書を読まなければならないため、分かりやすく簡潔な文章でないと読んでもらえませんよ。
6.資格・スキルを書くだけではダメ
あなたが持っている資格やスキルを明確に記載し、どのように活用できるかを簡潔に説明してください。
具体的には、以下のとおりです。
資格やスキルの種類を分ける
履歴書に書く資格やスキルは、大きく分けて専門的なものと一般的なものに分けることができます。専門的なものは、自分が応募する職種に必要な資格やスキルであることが多く、一般的なものは、誰でも持っているようなものです。営業職では免許証ありが有効ですが、ほかの職種では必ずしも重要ではありません。
資格やスキルのレベルを示す
資格やスキルのレベルを示すことで、自分がどの程度の能力を持っているかをアピールできます。例えば、英語力については、TOEICのスコアや英検の級を書くことができます。
資格やスキルを具体的に説明する
資格やスキルを具体的に説明することで、自分がどのような能力を持っているかを採用担当者に伝えることができます。例えば、プログラミング言語については、どのようなプログラムを作成した経験があるか、管理部門希望の場合は、簿記の何級を取得しているかを書くことができます。
応募先に合わせて書く
応募先によって求められる資格やスキルは異なります。そのため、応募先に合わせて自分が持っている資格やスキルを選んで書くことが重要です。
7.自己PR欄はしっかりと自己アピールをしましょう
自己PR欄では、あなたの強みや独自性をアピールしましょう。具体的な事例や経験を交えて説明すると効果的です。記入がない場合、自社への志望度が高くないとそれだけで落とされることもあるので、手を抜かずに必ず書きましょう。志望企業へのラブレターのようなものです。
8.字体と筆記の選び方と注意点
希望する企業が手書き指定でない場合は、パソコン入力でも構いません。特に手書き文字が苦手な人は無理に手書きにこだわらなくて、まず問題はありません。
手書きの場合は、きれいな字で丁寧に記入しましょう。パソコン入力の場合は、フォントや文字サイズが統一されているか確認してください。
9.履歴書の言葉遣いも手を抜かずに
履歴書に書かれている文章も、採用担当者はチェックしています。面接同様に礼儀正しい言葉遣いで丁寧な表現を心がけましょう。
10.最後の履歴書全体のチェックは必ずしましょう
送る前に必ず履歴書全体を再度チェックし、誤字脱字や不備がないか確認してください。第3者に見てもらうことも有効です。
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