履歴書の書き方 総まとめ

例えば、営業職の社員が転職をする場合について、履歴書の書き方を現役採用担当のわたしがご紹介します。
スキルや経験、人間力を強調すれば、魅力的な履歴書を作成することができます。その一例を示します。

まず、履歴書の最上部には「履歴書」と記載し、その下に現在の日付を記入します。
次に、自分の基本情報を記載します。これには氏名、住所、電話番号、Eメールアドレスが含まれます。

例：
氏名: 田中太郎
住所: 東京都新宿区〇〇〇〇
電話番号: 000-0000-0000
Eメール: tanaka@example.com

高校からの学歴と、これまでの職歴を年月順に記載します。経験が少ない場合や新卒の場合は、学生時代のインターンシップやボランティア活動を含めることもあります。

例：
2017年 3月 ◯◯高等学校普通科卒業
2021年 3月 ◯◯大学経済学部卒業
2021年 4月現在まで株式会社〇〇営業部勤務

保有する資格や特技を記載します。特に求人情報で求められている営業に関連する資格やスキルがあれば、それを強調して記載すると良いでしょう。

例：
TOEIC 750点、宅地建物取引士、営業力強化研修修了

自分の強みやこれまでの経験から得たスキル、目指すキャリアパスなどを具体的に記述します。これはあなたがどのような人物で、何を達成できるかを伝えるための重要なセクションです。

例：
営業職として2年間働き、顧客との良好な関係を築くためのコミュニケーション能力を磨いてきました。また、チームでのプロジェクトを成功させるためのリーダーシップも身につけています。これらの経験を活かし、お客様との強固な関係を構築し、業績向上に貢献することができると自負しています。

なぜその企業で働きたいのか、どのような価値を提供できると考えているのかを具体的に記述します。

例：
貴社の製品に深く感銘を受け、その価値を更に多くの人に伝えるために働きたいと考えております。私の営業経験とコミュニケーション能力を活かして、貴社の更なる成長に貢献できると信じています。

学歴や職歴とは別に自己PRや志望動機と連動したアピールポイントを設けるとより効果的です。

例：
「顧客と深く関わることで得た市場の理解と、それを元にした戦略的な営業が得意です。」

重要なのは、自分の強みやこれまでの経験を具体的に示し、自分がどのように企業に貢献できるかを明確に伝えることです。